砂防体感ツアー
 2003年5月11日(日)

主催: 桜島友の会  共催: 国土交通省・大隅河川国道事務所


まずは桜島国際火山砂防センターの見学。「こんなところに見学施設があるなんて知らなかった」「しかも無料?」と悔しがる某参加者。

シアターでは、通常のビデオの他、特別に土石流の迫力ある映像も見せてもらいました。
3階の集中監視室。ここで「砂防って何?」という疑問に答えるための簡単な説明がありました。
集中監視室のマルチモニター。リアルタイムで状況が分かるようになっています。

集中監視室にはたくさんの観測機器がありました。
そして2階の展示室を見学。
大人も子供も楽しんでいます。よく見れば子供を押しのけて大人が遊んでいます。。。
そして、いよいよ本物を見るためにバスで移動! 野尻川8号ダムに到着しました。

ここは火口から2kmの場所。立入禁止区域ギリギリの景色は、日常では味わえない異次元の世界でした。

8号ダムの中にあるトンネルにも入りました。
はしゃぎすぎ。
ここは4号ダム。右に見えるのが土石流の発生を感知する「ハネルセンサー」。棒が跳ねるから「ハネル」センサーなんだそうです。

特別に「ハネルセンサー」を触らせてもらいました。人工土石流の発生!ゴゴゴゴー! 珍しいものばかりなので、みなさん質問攻めです。「あれは何ですか?」 子供たちは石ころと戯れています(^^)

ヘルメットをかぶったまま記念撮影。日頃できない経験ができた、と皆さん大変ご満悦だったようです♪

 

この砂防体感ツアーの様子が南日本新聞で紹介されました。


南日本新聞 2003年5月12日

 

※ この砂防体感ツアーは、京都大学防災研究所21世紀COEプログラム ―災害学理の究明と防災学の構築―
 「桜島における火山・防災情報の発信と教育・普及に関する実践的研究」の一環でもあります。