砂防体感ツアー(黒神編)
 2003年9月28日(日)

主催: 桜島友の会  共催: 国土交通省・大隅河川国道事務所

最初に砂防センターでシアターや展示をみて、砂防とは何か?を勉強しました。
黒神といえば有名な埋没鳥居を見ないわけにはいきません(^^) ここで大正噴火の凄さを体感しました。

そして、いよいよ「地獄河原」へ。「まるで月面みたい!」と驚きと喜びの歓声があがりました。
ここは普段は入ることができません。みなさんヘルメットをしての見学です。
砂防施設を間近で見るために土石流の堆積原へ降りていきます。

世界でここにしかない砂防施設(底面スクリーン方式軽石捕捉施設)です。

水だけを流して軽石が流れるのを食い止める施設なんだそうです。見事に軽石だけ捕捉されています。

これは鍋山。軽石で出来ている山なんだそうです。これが崩れて流れて行ってるんですね。

鍋山の火口を見に行こうと歩いて行っているところです。 741年(天平宝字)の大噴火でできた鍋山の火口です(写真ではちょっと分かりづらいかな?)。すり鉢状の火口になっています(手前にあるのは砂防施設)。ここからマグマが噴き出したんですねぇ、スゴイ・・・。鍋山は軽石だけで出来ている珍しい山なんだそうです。
記念撮影。66名もの方に参加していただきました。みなさん普段見ることの出来ない景色を見て楽しんでいました♪

  

 

この砂防体感ツアーの様子が毎日新聞で紹介されました。


毎日新聞 2003年9月29日

 

※ この砂防体感ツアーは、京都大学防災研究所21世紀COEプログラム ―災害学理の究明と防災学の構築―
 「桜島における火山・防災情報の発信と教育・普及に関する実践的研究」の一環でもあります。